ピアノ調律してきました!
こんにちは!EYS楽器管理部の青木です。
梅雨の時期からの熱い夏に弱いのは人間だけじゃなく楽器もなんです!
ということで、今回はピアノ調律についてご紹介していこうと思います。
木は湿度乾燥で伸縮して不具合が起こりやすくなるので、ピアノに限らずヴァイオリンやチェロなどもこの時期大敵ですね!
ピアノは調律が狂いやすくなる時期です。夏の湿度と冷房、冬の乾燥と床暖房は大敵!
さてさてアップライトピアノです。(めちゃめちゃ光ってる……)
パネルを全部外すと……
こうなります!
中々見る機会がないのではないでしょうか!?
音叉で基準のA(ラ)を合わせて、F(ファ)~E(ミ)の12音で平均律(1オクターブを均等な周波数に分割した音律)を作り、それを基準に全音合わせていきます。
ピアノは実は純正律(決めた基準の和音を重視した周波数比率の音律)ではないんですね!
簡単に言っちゃえば、例えば純正律でピアノを調律したら、和音はとても綺麗に響くのですが、転調したり両手が色々動く曲はもう大体音(倍音)がうなって大変なことになります。
なので平均的に周波数を割って、どんな曲も不快にならないように平均律を採用してます。
……何かの講座になってしまいました笑
各ピアノ3、4か月に1度調律して回ってますのでお会いしたら宜しくお願いいたします!
たまに修理もやってます!
これは前にスタジオの鍵盤が取れた事件の張り替えた白鍵のあまり
今回はここまで!ご清覧ありがとうございました~!