前回から続いています。
EYS音楽教室を運営するEYS-STYLEはモンゴルオフィスを立ち上げました。3月末より日本人エンジニアもウランバートルに滞在して業務にあたり、現地の様子をエンジニア本人の言葉で伝えてもらっています。
前回は、ゲルに泊まった話をレポートしてくれました。さて、そろそろ帰国の途に就く中間さんに、現状を教えてもらいましょう。
**********
どうも、ITチームの中間です。
…じつはもう日本です!ついに帰国しました。
渡航前は少し不安な面もありましたが、共に働く仲間に恵まれ、エンジニアとしても人としても大きくなれた気がします。後半の日々を振り返りたいと思います。
最後の一大イベント、ナーダム観光
毎年、革命記念日である7月11日から3日間、「ナーダム」という夏の祭典が行われます。帰国直前、ギリギリ観ることができました。
開会式はチンギスハンの歴史を描いたショーや、 馬、牛とかがスタジアムに入ってきたりと、とても迫力がありました。
トーナメント制の相撲の1回戦も観ました。一回戦は力士の体格差があって、結果が予想できる試合ばかりでした。力士と観客席がちょっと遠かったのもあり迫力は…なかったですw 決勝だともっと楽しいのかもしれません。
40kmを走り抜けるという、フルマラソンばりの競馬もありました。乗馬しているのは、なんと子供。先頭集団が到着した時の会場はすごい盛り上がりでした。
夜はスフバートル広場でアーティストがライブも。昼は伝統的な催しだったのとは反対に、夜は現代的なノリでした。この日は、モンゴルメンバーのorshikhさん、undraaさんに街を案内していただき、ビールを飲みながら楽しみました。
コミュ二ケーションはやっぱり大変
オフィスの公用語は英語。やはり英語のみだと、微妙なニュアンスが伝えるのが難しかったです。
説明が難しい場合は、日本語が堪能なゲレルさんに通訳をお願いしていました。その場はうまく切り抜けましたが、やっぱりどこかくやしい。自分でも英語で細かいニュアンスが伝えられるエンジニアになりたいですね。
とはいえ、毎日英語を書いたり話したりしている生活だったので、モンゴルに来た当初よりも英語の表現が浮かぶようになりました。
メンバーと飲みに行った時も、なんとなく話せるようになってきたと感じました(気のせい?w)。日本に帰っても、何かしらの形で英語に触れる機会を増やして能力向上に励みたいと思います。
モンゴルメンバーへのタスクアサイン
モンゴルオフィスでは僕が皆に仕事の割り振りをして、作業効率に励みました。日本にいる時は自分のタスクだけをこなせばよかったわけですが、モンゴルオフィスではそうもいきません。
モンゴルメンバーにわかるように、要点を絞ってやることを英語で説明しました。ゲレルさんの協力もありましたが、円滑に作業が進められたと思います。
モンゴルメンバーが、仕様で分からないという問題が出た時も、やはり日本メンバーである僕が確認役を買って出ました。モンゴルと日本の橋渡し、ですね。日本人である僕がモンゴルオフィスに滞在する意味は、ここにもあるように思ったので。
モンゴルだけに限らず、他の国でもこのようなマネジメント?能力が役に立つように思いました。
モンゴルメンバーは仲が良く、業務面でもチームワークの良さとして表れています。ここは見習いたいところです。以前も書きましたが、face to face のコミニケーションが大事ですね。
帰る前にメンバーが送別会を開いてくれ、SnookBoardというサッカーボール版ビリヤードをしました。そして夜は僕が住んでいるマンションで飲み会を。夜中の1時位まで飲みましたw ここまで仲良くなれる仲間と働けたことが、素直に嬉しいですね。財産です。
プログラミングに国境はなかった
EYS-STYLEの代表・吉岡が日ごろ言っている「地球住所」を実感。プログラミングに国境はありませんでしたから。
英語を使いつつ、スキルの高いメンバーと切磋琢磨しながら自身のスキルを上げることができます。そしてモンゴルの何がいいって、やはりあの大自然。首都のウランバートルであっても、すぐ近くに大自然があります。エンジニアは職業柄ずっとPCを見続けるので、休日に気軽に自然に触れることができリフレッシュできました。
僕が担当するモンゴル滞在記は、これが最終回です。このブログには登場が少なくなるかもしれませんが、EYS-STYLEのさまざまなシステムは、見えないながらにがっつり支えていますW どうぞお忘れなく!
**********
海外で滞在しながら音楽教室のシステムを支えてくれるエンジニアは引き続き募集中です。
ご応募はコチラから!