今年の8月からEYS-STYLEでエンジニアとして働いている高島涼です。今回、こちらでブログを書くのが初めてなので、簡単な自己紹介をしたいと思います。
前職では、スマートフォンゲームの開発に関わっておりました。 前職でも外国籍のエンジニアと仕事をする機会がありましたが、もっと海外のエンジニアと働いてみたい、海外との接点を持ちたいという気持ちが高まってきていたときに、偶然、「地球住所(※1)」をビジョンに掲げているEYS-STYLEに声をかけてもらったことが入社のキッカケでした。
※1 EYS-STYLEの組織の特徴のひとつ「地球住所」。 エンジニアと音楽家は言語に左右されず、世界のどこでも活躍ができるはず、と考えている。エンジニアは東京・ウランバートル・コロンボ・シリコンバレーのうち、好きな拠点で勤務を希望することが可能。
ちなみに音楽経験は一切ありません(笑) 。
現在、7名のモンゴル人エンジニアと一緒に開発を行っており、 毎日、Slackを通して彼らと朝礼を行い、 タスクの共有や困っていることなどを英語でコミュニケーションをとっています。
タスクはBacklogで管理し、issueを私が割り当てたり、仕様を説明したりしますが 毎日顔を見ながら話をしているものの、 実際に会ったことのない人に重いタスクを割り当てるもどかしさを感じていました。
そんな中、CXOの倉方氏がモンゴルオフィスのスタッフの面談をしに現地へ出張するというので、 私も便乗してモンゴルに行ってきました。当然ながら、初めてのモンゴルです。
冬のモンゴルは最低気温がマイナス30度まで下がります。出発する前日に、現地のエンジニアから
「明日はマイナス8度なので、すごく暖かいですよ!よかったですね!」
と言われたのですが、 日本に住む僕からすれば、暖かいわけがありません。
そして、実際に着いた現地は…予想通りめちゃくちゃ寒かったです。ちなみに、機内から眺めたモンゴルの大地の景色は圧巻でした。
2017冬、モンゴル・ウランバートル出張
首都ウランバートルは人口が密集していて、 モンゴル全土で人口300万人のうち約半分にあたる140万人がウランバートル在住なのだそうです。
この日たまたま、祝日にあたる「チンギスハーンの日」だったので 、チンギスハーンの銅像があるスフバートル広場でパレードが行われていました。
モンゴルには市内を走る電車がなく、移動手段は自動車です。中でも日本車が多く、特にプリウスが人気でした。
燃費の良さと、極寒の気候でもすぐにエンジンがかかるからというのが、人気の理由のようです。また、日本からの輸入車(中古)も多いようです。
出張のミッションは、現地スタッフとの直のコミュニケーション
今回の出張のミッションは、直にコミュニケーションを取り、今後の業務をさらに円滑に進めること。
開発環境やサーバー構成など技術の話から、仕事全体的に日ごろ困っていること、興味があることなど、意見を交わしました。
コミュニケーションは英語で取るため、実現したいことを図に表して話したりもしました。
簡単なモンゴル語を教えてもらいました 。基本中の基本「サィノー(こんにちは)」「バヤルラッッ(ありがとう)」。
これらの言葉を笑顔で言うと、 モンゴルの方々は笑顔で返してくれます。気になっていた治安ですが、ウランバートルは治安も良いように感じました。
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■高島涼のモンゴル語プチ講座
Hello : サィノー
Thank you : バヤルラッッ
How are you : ユーヴェン
What are you doing : ユーヒジン
Excuse me(I’m sorry) : ウォーチラァラー
Help me : トォスラァーラ
ぜひ、ご活用ください。
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国旗のにも描かれている記号(ソヨンボ)についても教えてもらいました。
街の至るところでこのマークを見かけます 。バーに行ったときに出てきたグラスにも、この記号が描かれていました。
ソヨンボの意味は色々な説がありますが、一説によると下記の要素で構成されているそうです。
- 炎(過去・現在・未来)
- 太陽(民族の母)
- 月(民族の父)
- 敵を押さえつける槍をあらわす三角
- 誠実をあらわす
- 長方形
- 二匹の魚(警戒心をあらわす二匹の魚)
- 左右の長い長方形(国民の団結心)
あるメンバーには「三角は子孫の繁栄を意味しているんだ」と力説されました。世代によって、認識は徐々に変わってきているのでしょうか。
モンゴルの歴史と文化は非常に興味深いです。せっかくモンゴル人と一緒に仕事をしているので、 これを機会にチンギスハーンの功績や歴史を深く学びたいと思います。
日本人がアメリカへ進出することに憧れを持つように、 モンゴル人は相撲の影響もあって日本へ進出することにとても憧れをもっており、 日々勉強に励んでいてみなさんとても優秀です。
私も彼らを見習おうと感じた、モンゴル出張でした。彼らと切磋琢磨しながら、自分自身もスキルアップしていきたいです。
「地球住所」にグッときたエンジニアの方、
ちょっと気になったら…ぜひ コチラからどうぞ!
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