合コンで得意なはずのピアノを弾いて、バグったピアノ講師の話
私はEYS音楽教室でピアノ講師をしていますゴールデン富士と申します。
EYSでお世話になり始めて7年目。
そんな7年の間にいろいろと、面白いというか、無茶振りというか、サプライズというか、印象に残った出来事をお話しします。
ある日のこと、EYS社員から
「社長宅で合コンがあるんですが、参加してもらえません?」と声をかけられました。
吉岡社長は、普段から社員の彼氏・彼女問題に関心があって、気にとめてくれているので、合コン開催は不定期だけどメンバーが揃えば適度に開催しているようなんです。
しかし!普段から合コンなんて1度も行ったことがない僕としては、
「何にも出来ませんし、会話も絶対上手く出来ませんよ?」というのを伝えつつも、参加しました。
(そうです、何ごとも経験!ですよね)
行ってみると4対4の合コン。
そして相手は、20代後半の綺麗な女性ばかり。
案の定、ただでさえ、社長宅にお邪魔するだけで緊張というか
遠慮のオンパラダイスなのに、
合コンで、さらに女性がいるという状況という中で
(しかも、みなさんおキレイで、朗らかな感じの良い女性ばかり!)
ま、当然というか、何も話せずに過ごしていると
吉岡 「おい!お前はしゃべらんでいいからピアノを弾いていてくれ」
G富士 「。。。え、はい」 (出たよ無茶振り。。。)
吉岡 「こいつのピアノは本当に心にしみるんだ・・・」
女子 「すごーい!」
G富士 (ハードルが。。。高くなっちゃった。。。)
しかも、なぜか再度
吉岡 「こいつのピアノは本当に心にしみるんだ・・・」
と、弾く前からハードルを、上げる!上げる!(汗)
そんなこと言われると、合コンに来ている女性たちは、
女子全員 「えーすごーい★ 聴きた~い♪」
女子A 「あれは弾けますか?」
女子B 「この曲弾いてもらいたーい♪」
女子C 「私、あの曲好きなんですぅー」
という声が飛び交い、
G富士:はいはいはい(タジタジ)。
じゃあ、リクエストに応えて、雰囲気の良い曲にしようかなーと思っていると、
吉岡 「Let it be の弾き語りやって」
との言葉。出たーーー。さらなる無茶振り。。僕はピアノは弾けるけど歌は。。。(って知ってるでしょーーー!吉岡さんっ!)
弾き語りってーーー、歌ったことないんですけど。。。
しかも相当歌が下手っていうか、「自分の声が良くない」っていうのは知っているのでこれはまずいなーと思っていましたが、
歌うしか選択肢はない、という雰囲気が出来上がってしまったので、
勇気を出して歌いました。中学生ぶりに、人前で弾き語りました。。。
はい、ご想像のとおり。やはり無理はいけません。
サビに辿り着く前に、既に女の子達の間では、“あやしい空気”になっていたんですね。
( ´ _ ` )
はい、そして
サビが終わる頃には、空間全体が “微妙な空気”が完成していたのです。
( ´ – ` ; )
まっ、下手っていうほどじゃぁないけど、感動するほどでもないし、拍手くらいしておくかっ、ていうあの空気・・・
失笑する顔?というか、眉毛がハの字になる感じ?トホホ的な?
(;´д`)=トホホ
コンサートでも、結婚式の余興でも、ストリートでも経験の出来ない「独特の経験」。
そう、「独特の経験」。出来ました。
でも、仕事も厳しいですが、こうやってプライベートでも仲良くしてくれる吉岡さんや社員の方と一緒に仕事ができて大変ながら楽しくやっていけています。
僕の心はまた1つ強くなり、「弾き語りも練習していこう」と、遠い目で、未来を見据え決意した30歳の春でした。
ザッバーン!(崖)
ピアノ講師 ゴールデン 富士