「晴天の霹靂」とは申しますが、見るからに怪しげな暗雲重く垂れこめる曇天にだったとしても
霹靂はやっぱり衝撃なわけで…。
オトリエ事業部にてEC用の商品データ整理のアルバイトとして採用していただいてから1年3か月。
当初引き継ぐ担当者もおらず、せっかく美しくデザインされていたwebページが編集・更新できない…という状態から、何とか新たなデザインをECサイトに落とし込み、商品登録→サイト掲載を経てお客様のお手元にお届けできる準備が整ってきた矢先。
ECあるあるの、次から次へと訪れる風雨と戦う只中、雷鳴は轟いた。
「貿易実務の社員の採用対応をお願いします」
静かに受信トレイに鎮座ましますメールには確かにそう書いてある!!
webサイト管理をしていれば突発トラブル程度なら驚かないし、流動的でアクティブなベンチャーならではの差し込み業務だって日常茶飯事(のフリだってできる)はずなのに…!!
英語力マストで「貿易実務」の経験がある「キャリア採用」の窓口だなんて…。
言いたかないが(じゃ言うなよ)私の英語力は〇文社○○英検11級(昭和57年取得)止まり!
とはいえ、飛んできた球はレシーブ!レシーブした球は落としてはならぬのです。
(バスケ部だけどバレー世代)
救いは前職の最後の最後で貿易関連の書籍をちょびっと齧り読みしていたこと、フォワーダーさんに営業された経験があったこと…。無い知識と商品入荷までの流れを何とかつなげて貿易実務の全容を想定し、現在のオトリエ事業部に求められているはずの部分を洗い出せばなんとか…。
と、腹を決めて書類選考に当たるも、これが最初はとても困難。
webサイト制作、ECサイト運営の採用なら必要なスキルや業務経験からアタリがつけられるのだけれどなぁ…。
とはいえ上長より「悩んだら会ってみて」とのことで、割と網の目を大きめに設定し、たくさんの方にお会いすることに。
正直に自身の立ち位置を説明し、それぞれのキャリアのお話と、どうして転職を考えておられるのかを伺うと、これはこれでとても楽しく、刺激的な時間の連続でした。
改めてオトリエのコンセプトをご説明したり、また現在抱えている問題について改善の構想をお伝えしたりすることで、明確に見えてくるのは・やるべきこと・やれること・やれていないこと、そしてたどり着く先の構想。
日頃どうしても社内では「わかっている」前提で、「共有できていることになっている」点。
改めて突き付けられた課題「ねぇ、本当に共有できている?」
曇天に鳴り響いた雷鳴は、かなりの暴風雨となり改めてそのあとの大地をクリアな視界で開かせてくれるものとなりました。ともあれ、突然の雷鳴はどうか勘弁願いたいEC担当でした。
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サイト運営担当 大内